旅行キャンセルに思うこと

先週末に申し込んでいたバスツアー

前日までテレビ報道を見ながら、

・天気予報のチェックを中心に

（関東甲信越地域の予想雨量３００ｍｍでしたが、実際は数ｍｍ程度でした。

関東甲信越って１０件もあるのにまとめすぎでしょ

これじゃ、どこに雨が降るのかわかりません。）

・ツアー会社の催行情報をチェック

（特になし）

・利用する中央高速道路の案内をチェック

（目的地から１００ｋｍほど先が通行止めの予定）

・現地のウェブカメラをチェック

（晴れ⇒少し強めの雨）

実に微妙！


当日の朝、天気予報変わりなし

（相変わらずの全国的な警報では、

何にもなかったところは、今後注意しなくなってしまいます。

リスクを含めてもう少し狭い範囲で情報を出すべきと思います。）

その他の状況も変化なし

（現地は、曇りｏｒ小雨模様）


相変わらずテレビでは煽るように過去に例を見ない雨だと連呼しています。


当日の工程には、いくつもの山越え、悪名高き笹子トンネルがあり、

（数年前にトンネル天井板の落下事故あり）

万が一高速が通れなくなれば山道の甲州街道を通らなければなりません。


１０年以上前ですが、中越沖地震の直前に起きた台風による

京都の観光バス水没事件が頭をよぎります。



何度かテレビでやってましたが、助かったのは本当に奇跡。

職場旅行の中止って難しんでしょうね。


テレビ報道で、土砂崩れや避難遅れによる大勢の死者が出ていて

当時の被害状況と酷似しています。


そのクラスの雨が来ると予想しているのに

なぜ、ツアーを中止にしないのかなーと思いつつ、

奥さんと相談の上、自主的にツアー中止を決定しました。


旅行会社の指示通り、緊急連絡先へ連絡しますが、

連絡は、当日出発時刻の２０分前から受付します。

というので時間まで待って連絡しました。

（これは意味わからないですね。

集合時刻は２０分前なのに、現地の人に連絡間に合うんでしょうか。

危機管理の基本的な考えに穴がある気がします。）


結果は、関東甲信越のエリアでは大きな災害はなかったようです。


想定外の被害ってよく言いますが、

目をつむっているだけ、

福島の原発を含め、専門家がどれも警鐘を鳴らしていました。

自分は、インフルエンザにかからない、事故起こさない、

癌にならないって言っているのと同じに思います。

いつかは、裏山は崩れる、川は氾濫する、地震は起きます。

火災保険も自動車保険も生命保険もかけているんだろうに、

なぜ、大雨で洪水や土砂崩れが起きないっておもうんだろう。

死んでしまっては終わりです。


今回の私の被害はキャンセル料は８０００円程度

判断は正しかったと思ってます。


逆にスーパー堤防がいらない、八ッ場ダムいらないと、

公共事業を次々と事業仕分けしていた民主党の方々。

当時、どや顔でしたが、いったいどう感じてるんでしょうか。

必要なものは必要で、それに利権が絡むならそれを正すべき。

政治論争、もっと意味がある話し合いをしてほしいもんです。

「安倍政治が悪いから」って意味が分からない難癖付けてたって何も変わりません。









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